今回は、日本人選手では初めてリーガエスパニョールの名門「レアル・マドリード」に移籍した久保建英選手について紹介します!
【久保建英】
- 生年月日:2001年6月4日
- 出身:神奈川県川崎市麻生区
- 身長:173cm
- 体重:69kg
- ポジション:FW,MF
- 利き足:左足
引用:Wikipedia
久保建英の経歴
川崎フロンターレ(ジュニアユース)→FCバルセロナ(ラ・マシア)→FC東京(ユース)→FC東京(2018年に横浜Fマリノスへレンタル)→レアル・マドリード(カスティージャ)
久保建英選手といえば、あのメッシが所属しているリーガエスパニョールの名門「FCバルセロナ」の下部組織に入団した日本人として有名になりました!
バルセロナ時代は出場した大会で得点王やMVPを獲得するなどの活躍を果たしています。
日本に帰国してからもJリーグの最年少得点記録を塗り替えています。
2019年には18歳という若さで日本代表に選出され、コパ・アメリカでは世界が注目するほどの活躍を見せました!
バルセロナの違反により帰国
そんな久保選手ですが、実はバルセロナ時代に下部組織からトップチームの昇格を目指して活動していた矢先、18歳未満の外国人選手登録違反ということでバルセロナはFIFAより処分が下され久保建英選手は日本への帰国を余儀なくされます。
実はFIFAの定めで18歳以下の国際移籍は禁止されています。例外は以下の通り。
【1】「両親が仕事(サッカー以外)の理由でクラブのある国に移住した場合」
【2】「16歳以上18歳未満のEU圏内で移籍する場合」
【3】「自宅が国境から50キロ以内にあり、国境から50キロ以内にある隣国のクラブに移籍する場合」
この規約に違反している選手は久保選手以外にも複数名いたそうです。
スペインは欧州の中でもビザが取りやすく、18歳未満の日本人選手は多かったようです。
レアル・マドリードへ電撃移籍の裏側
2019年6月、久保建英選手のレアル・マドリード移籍が決定となりました。
日本中に衝撃を与えることになったこの移籍ですが、様々な裏事情があったようです。
まず、久保選手については過去に所属していたバルセロナが再度獲得を狙って交渉していたそうです。
しかし、レアルが別格の条件を出してきたことでバルセロナ復帰とはなりませんでした。
「レアル・マドリードは、バルサが『18歳の少年に払えない』とはねつけた年俸100万ユーロ(約1億2000万円)に近い金額を払う用意を示した」
スペインで『as』と同じくレアル・マドリード系メディアと言われる『MARCA』(マルカ)は、そう報じている。移籍金は200万ユーロ(約2億4000万円)で、5年契約だという。おそらく、トップチームでの選手登録も条件に入るだろう。どれも、バルサ側が断った条件と言われる。
引用:https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/wfootball/2019/06/14/post_60/
レアルは今期、エデン・アザールらを獲得しすでにチームの補強金額は300億円以上になっています。
久保の移籍は日本サッカー界にマイナス?!
久保選手のレアル・マドリード移籍にはネガティブな見解もあります。
今回、久保選手はレアルへ移籍金無しで移籍しています。
これはFC東京との契約が満了したためですが、シーズン途中に契約が満了になるのは異例。
その理由は、久保選手の海外志向が強かったということです。
6月というのは欧州のリーグがオフで移籍市場が活発になります。
そのタイミングで契約が満了になった選手は移籍金を払わずに獲得できるため、当然移籍はしやすくなります。
しかし、本来であれば久保の市場価値は10億円以上とも言われており、その金額がJリーグに入らなかったことを考えると、大きな損失とも考えられるのです。
久保建英の弟もレアル?!
実は久保選手には6歳年下の弟がいて、久保瑛史(くぼ えいじ)とう名前です。
弟さんもすごい才能の持ち主で、兄と同じくレアル・マドリードの下部組織に所属することになるとのこと!
久保選手がスペインでの生活を安定させるために家族で移住するらしく、その際に弟もスペインに渡りレアルの下部組織でプレーするだろうと言われています。
しかし、久保選手の弟が現在所属している横浜Fマリノスのユースはこの噂を否定しています。
横浜Mの関係者は「現時点でそのような話はありません」とコメントした。
引用:https://www.sanspo.com/soccer/news/20190712/spa19071203020001-n1.html